「事務用品支給廃止」に潜む重大リスク
以前、こんな記事を書きました。
人の物ほど大切に使う意識があれば、
共有スペースはキレイに保てて
毎日気持ちよく働けるよね!
という内容です。
この記事の中で書いた、
「自分のものじゃないから汚く使ってもいい」
という意識の人たちが多いために
また別の現象が起きています。
それは、、
事務用品支給の廃止
です・・・!
ここ最近、事務用品の支給を廃止する会社が増えているようなのです。。
これは、、管理業務にとっては大問題です・・!
事務用品なくして何をどう整理しろと?( ⊙_⊙)?
ファイルがなければ書類がぐちゃぐちゃになりますし、
整理していなければ「あの書類もってきて」と言われてもすぐに出せません。
だからと言って、業務で使う事務用品を自分で購入するというのはスジが違います。
会社が必要とするものなのだから会社が購入するべきですね。
この問題の根本原因を探ってみると、、
どうやらこんなことらしいのです。。
会社のものだからという理由で、
- 雑に使う → 壊す
- 過剰に使う、節約の意識がゼロ
- 使い終わっていないのに新品を使う → 使いかけが引き出しにどんどん貯まる
- 会社から支給しても自分が使いやすいものを経費で買う 例:ボールペン
これ、、自分のものを誰かに貸したときに、
こんな使い方されて返ってきたらどう思うんでしょうか・・・?
人のものを大切にできない人は信用に値しないでしょう。。
そして、
この動きは会社側が経費節減のために行っていることでありながら
実はとっても危険な問題が潜んでいます。
それは、
従業員がミーティングの内容を書きとめたノートは会社のものではない
ということ。。
とってもとっても危険です( ⊙_⊙)!
その内容が会社の機密情報だとしたらどうしますか?
個人情報がかかれていたら・・・!?
記された内容は会社のものでも、ノートは従業員の私物です。
シュレッダーで廃棄しろと命令することはできません。
会社が没収することもできません。
退職時に提出させることもできません。
こんな重大なリスクを負ってまで、
ノートの費用を削減する必要があるんでしょうか( ⊙_⊙)
経費節減とはいえ、手当たり次第にすれば良いわけではありません。
今日は9/1。
9/30が期末の会社も多いと思います。
経営者のみなさん、
来期からの見直し検討項目に「経費節減の対象範囲」
をぜひ含めてください!◎