慣れることの怖さ ~大地震に備えよう~
午前11時。緊急地震速報が鳴り響きました。
でも、みんな、
「大きい地震が来る」ということよりも
その鳴り響いた音にびっくりしている様子。
そして、このアラートを信用していないのかなんなのか
机の下に隠れたりする様子もなく、淡々と仕事を続けている。
アプリの設定は自分でしたはずなのに、
いざ鳴ったら何もしないのは何故なのか?
その心理を想像してみる。
・いざとなると何をしたらいいのかわからないから
・本当に地震が来るのかあいまいな雰囲気に包まれるから
・特に避難準備をする人が周りにいないから
・地震が本当に来たらみんな動き出すだすのでそれに便乗すればいいと思っているから
・職場にいても上司から特に何か指示を出されないから
これらはいずれも、
周りを気にしている。空気を気にしている。
東日本大震災の映像を見返すとよくわかるのだけれど、
あんな地震が起きたら、まず動けない。
机の下に隠れるのもやっとだと想像できる。
あぁ、また誤報でしょ。
ではなく、大地震が来たときのことを常に考えておく必要がある。
とくに職場で指示する側の人間は、部下の安否に責任がある。
自分の指示で怪我をさせたりする可能性だってある。
頻発する地震に慣れてしまわないで、
大地震に備えましょう◎